マタニティマーク=危険
という時代になってしまったようだ。
妊婦さん側の立場、そうでない人の立場、それぞれ言いたいことはたくさんあるようだ。
そこを踏まえて話をしてみよう。
数年前までは譲り合いのサインだったはずだったのだが、いつからこうなってしまったのか?
最近はマタニティマークを付けて優先席の前に立つと
「絶対譲らないからな!」
「何様のつもり?」
といった暴言、そしてひどいケースはお腹を殴られることもあるようだ。
これらはとんでもない話だが、とはいえ以前より一部のマナーの悪い妊婦さんによって、社会全体が妊婦さんに不信感を持ってしまったようだ。
確かに筆者も経験がある。
妊婦さんに(優先席でない所で)席を譲った。
すると彼女はお礼も言わずどかっと座り、平然とスマホいじり始めたのだ。
その時自分の中では
「考えてみりゃ、妊婦って自分の意思でなったんじゃん。怪我した人とかお年寄りとか、なりたくなくてそうなってる人に譲るのが先だな」
と思ったものだ。
ましてやこっちだって通勤で疲れている。
妊婦で大変なら通勤時間ずらして早く行けよ、とかそういう怒りを買ってしまった。
ほんと、ごく一部の阿呆のせいで、ちゃんとした人まで犠牲になっちゃうんだよなぁ。電車の中の携帯電話や、喫煙者もそうだった。
そういえば、「ベビーカーに優しく」的なキャンペーンを鉄道各社が始めてるか、あれもマタニティマークとおんなじ結末になりゃしないか?
筆者が知る限り、町で会うベビーカーで、ちゃんとマナーが守れてる人は1割ぐらいだ。
カートのようにベビーカーを人にぶつけてくる。
お店の中の狭い通路に平気で突っ込んでくる。ひどいのは通路に放置。
電車に駆け込み乗車して、ベビーカーの車輪をドアに突っ込むのもあるんだって。世も末だ。
それで赤ん坊に何かあったら
「うちの子供を返してーーーーーーーーーーー!」
はは。笑
今も満員電車の中で、平然とベビーカーを広げたまんまのやつがいるわ!
結局妊婦であれ、ベビーカーであれ、携帯だろうがタバコだろうが、
それを扱う人の中に世を不愉快にする「あほう」がいるにすぎないのだ。
これを読んでる人は、ちゃんとマナーを守って、快適な社会生活を送ろうね。