いよいよアップルからiOS10の詳しい内容が発表された。
内容を聞く限り、今までとは少し違う、未来の内容が盛り込まれている。
【少し未来が近づいた!iOS10!】
Appleは6月13日(日本時間6月14日)「WWDC 2016」を開催し、
① iPhone・iPod touch・iPad:「iOS10」
② Mac:「macOS Sierra」
③ Apple Watch:「watchOS 3」
④ Apple TV:「tvOS」
の新しいOSを発表した。
【いつリリース?対象の端末は?】
まずはみなさんの一番身近にあるiPhoneのアップデート「iOS10」の内容をお伝えしよう。
リリースは公式には秋ごろとあるが、新端末発表に合わせ、9月中旬くらいと予想する。
対応機種はiPhone5より後の端末になる。残念ながら今までいろいろアップデートされてきた
iPhone4sは対象外になるようだ。
また、様々な憶測が飛び交っているiPhone5のアップデートサポートも今回が最後になる可能性が高い。
【iOS10の主な内容】
1.純正アプリの削除が可能。
今まで削除できなかった純正のアプリが削除できるようになる。
本体の容量を減らしたい人にはありがたい機能だ!
「株価」「iTunes Store」「カレンダー」など計23のアプリが対象。
2.持ち上げると画面が明るくなる。
メールやLINEなど、いちいちホームボタンを押さなくても、さっと持ち上げるだけで確認できる。これも嬉しい!ただ、状況によってはバッテリー消費が大きくなるかも…。
3. 「ミュージック」アプリで歌詞が見れるようになる。
ミュージックアプリで音楽を聴くと歌詞が出るようになる。
筆者もそのための外部アプリを別に入れていたが、削除できるようになりそうだ。
4. 3DTouchの強化
画面のロックを解除せず、基本機能が使用できるようになる。
ロック画面のデザインが一新され、ロック画面に表示されたカレンダーやメッセージの通知を押し込むと、3D Touch機能によって詳細な情報を確認できる。
ロック画面上で写真や動画を見たり、「天気」アイコンから天気予報を表示させたり、基本機能はロックを解除しなくても使えるようになる。
5.メッセージアプリの強化
iMessageで画像を送信可能に。
今まで「ソフトバンクからのお知らせ」などだけに使われていたメッセージアプリだが、
カメラからアプリを切り替えずにリアルタイムで撮影と送信が可能になる。
絵文字は従来より3倍大きく表示、入力した文字を絵文字に変換する機能も搭載。
メッセージの手書きなどの新機能も搭載。
LINEやFacebookを超えることはできるか??
他にもマップアプリからレストランの予約、写真アプリでのアルバム作成機能、
そして「Home」アプリという、いわゆるエアコンやドアホンなどの家電をスマホから操作する「IoT」(インタネット・オブ・シングス)にも対応するようになる。
siriの解放や留守電の文字起こしなど、目や耳の不自由な方向けのアクセシビリティも強化される。
一般のアプリでsiriを使用した機能の利用ができるようになる。
アメリカのみで日本に対応していないものもあるようだが、今までのアップデートよりも
大きくユーザーに寄り添った内容であることに間違いはない。
7月頃にはベータ版がリリースされるようなので、その時には
「新しいiPhoneの使い方」に出会えることになりそうだ。