副業には必ず会社の就業規定を確認
就業規則、確認してみよう
あなたは自分が働いている会社の「就業規則」読んだことありますか?
ほとんどの人がないと思います。
会社に内定が決まった際も就業規則をわざわざ見せてくれる会社も少ないようですし、仮に見せてもらったとしてもさっと読んでおしまい…になっていませんか?
でも就業規則ってどこに置いてあるんだろう?
社長室のキャビネットの中?
そんなに厳重に保管したら社員が見ることができないので意味はありません(笑)
普通はいつでも社員が見られる場所に置いてあるのですが、もし分からない時は総務か人事の人に聞いてみましょう。
悪気なく「なんで見るの?」と聞かれると思いますが、「見たことなかったんで一応」という感じで答えておきましょう。
でも、自分の知りたい項目を探すのはなかなか大変なので、普通に「うちの会社って副業OKなんですか?」と聞いてしまうのも一つの方法です。
全くNGか、全然OKか、申告すればOKのパターンに分かれます。
もしもOKなら遠慮せずに開業届を出すことができるため、将来のために一歩踏み出すことをおススメします。
そして…
実は副業の全面禁止は法律上許されないというのをご存知ですか?
民法や労働基準法には、複数の会社と雇用契約を結んだり、会社員と自営業の兼業を制限する項目はありません。
つまり「副業禁止」とは勤務先の就業規則のみによるもので、無条件に副業を禁止することは、法律上は許されないのです。
まずこの前提を覚えておきましょう。
その上で…
1:本業に影響が出るほどの長時間の副業
2:本業と副業が競業関係
3:副業の内容が会社の信用を失墜させる
というような過去の裁判の判例がありますので、この項目に当てはまるものは要注意です。
とはいえ無断で副業を始めたりすると、必ず税務署経由で会社にはバレますので、必ず会社に確認を取りましょう。
「全面禁止は法律違反ですから、僕は副業をやります」なんてやると、間違いなく別の就業規則を盾に取られて負けますので、
しっかりと会社に相談することが重要です。通常は「許可」で出来るはずですが…。
頑張りましょう!道が開ますように!!
そして開業すること=独立だけではなく、今働いている会社の節税対策にもなるんです!
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