確定申告ってそもそもどんなことをするの?





確定申告とは  

「確定申告」
毎年3月になるとこの言葉をよく耳にする。
会社員の人なら「年末調整」を12月に必ずやっているだろう。
あれの意味を全く分かっていない人が多かったのでここで簡単に開設しようと思う。
分かりやすくするため、税制上の細かい数字は今回考えないこととする。

例えば(例えば!ですよ)
仮にあなたが全く仕事をしていない人だとしよう。
あなたの手持ちの洋服を1枚1,000円で売ったとする。
この1,000円の収入はいわゆる「所得」になる。
日本は所得を得たら、税金を納めなければならない。

「1,000円収入がありました」事を税務署に知らせるために書類を出すことが確定申告である。





では年末調整は?
会社員は毎月お給料をもらっていて、会社からもらった給料は当然所得になるのだが、この分は会社がきちんと代わりに税務署に申告してくれている。
だから会社員は毎年税務署に行かないで済んでいるのだ。
意外と会社ってありがたいよね。

で、所得と税金の計算方法だけど、当然残業の時間は毎月違うから、給料も毎月違ってくる。未来の残業は予測できないので、会社は「ある程度のライン」でその年の税金を計算している。
その「予想税金」は多いことも少ないこともある。それを実際に年末に確定するのが「年末調整」になる。
他にも生命保険や住宅ローンなどは所得税の対象にならないためその分多く税金を計算されている。そのため支払った保険の証明書を会社に提出すると「支払った保険金額×税率」分の金額が戻ってくるのだ。
毎年記入するあの緑と茶色の書類にはそんな意味があるので、面倒がらずにちゃんと記入・提出しよう!









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