上司が私を罵倒する





上司が私を罵倒する

心無い上司に罵倒される日々


あなたの会社には人を「罵倒する」上司はいますか?
僕は何人も見てきましたし、何回も罵倒されてきました。

仕事をしていて、僕がミスしてしまって、そのことによって会社に損害が発生してしまうような内容なら仕方ないんです。
そこは自分が反省しなければなりません。
とは言っても、罵倒されたら反省する前に嫌になっちゃいますよね。
会社の中でのコミュニケーションって、一言で言ってしまえば「言い方次第」なんです。
ちゃんと丁寧に言えば分かることだし、今後同じ失敗をしないためにも、言い方って重要なのに、それを分かっていない上司が多いです。
というか、怒鳴る上司、罵倒する上司って、やっぱり人間的に未熟なんでしょうね。
だって、感情で動いているんですから。


怒鳴る上司・罵倒する上司。そのパターンをいくつかまとめてみました。
あなたの上司に当てはまるかな?


上司が罵倒するパターンまとめ

①上司が自分の思い通りにならないと大声を出して人を責める
②もっともらしい理屈をつけて人格否定までしてくる
③俺に逆らうとどうなるかという強迫オーラを出している
④怒鳴ることが愛情だと思っている。





①は最近は減ってきたようですが、まだまだ根強く残っているようです。何も考えていないケースが多いので、実は根は悪い人ではないのですが、そんな適当な罵倒に付き合わされるなんてたまったもんではありません。 上司のさらに上の人、または人事に相談しましょう。

②は仕事上の指摘など、筋は通った説教をしてきます。
だからこちらとしては反論しづらいのですが、どさくさに紛れて、「だからお前は何をやってもダメなんだ」なんて関係ない話をぶっこんできたり、「親の顔がみたいよ」なんて家庭侮辱なども平気でやったりします。 こういう人は案外社内に味方が多く、単独で逆らってもいいことなどありません。
仕事上のミスなどは真摯に受け止めるとして、人格攻撃をされた場合は、また別ですよね?
ただ、こういったことを言われたとメモなど取っても「そんなこと言ってない」などとしらを切られるのがオチ。
こっそりスマホで録音してコンプライアンス違反(パワーハラスメント)で訴えるのが賢いやり方。

③自分が権力者だと勘違いしているタイプ。実力もないくせに役職に就くと大体こんなタイプになります。
自分だって雇われの身のくせに、平気で人の事を給料泥棒などど言います。お前から給料もらってんじゃないけどね。
でもこんな奴はそのうち自爆するので、あまりあなたはつつくことをせず放っておきましょう。勝手に消えます。
だいたい今の時代、こんなのれっきとしたパワハラですよね。

④これもたちが悪い。「お前のためを思って怒鳴ってるんだぞ」なんていうやつ。これが正当性を盾にした横着管理職の代表ですね。

本田宗一郎氏の怒鳴り方

あの本田宗一郎氏は、会社では怒鳴るどころか、技術者に対して、ハンマーを持って追いかけ回したりしたそうです。
ボルト1本の設計ミスをしただけで人を殴るような人だったそうです。
本人も「愛のムチ」ではなくて、良い製品を作るために本当の怒りだったと言っていました。


ホンダの会長を勤めた杉浦英男さんもボルト一本の設計ミスで、みんなの前で2発殴られた時は、「辞表を叩きつけてやる!」と宗一郎を睨み返しました。
しかし、その瞬間、宗一郎の目に溢れ出しそうな涙がたまっているのを見るとはっとしてしまい、「本気になっている宗一郎には、やっぱり言い返す気がなくなったですよ」

そして、本田宗一郎はホンダ創業25年の1973年に社長を引退した後、これまでホンダを成長させてくれたすべての従業員に直接会ってお礼が言いたいと、クルマやヘリコプターなどを使って、3年がかりで日本・海外の事業所を回る「握手の旅」を始めました。

ある日、たった5人しか従業員がいない事業所を訪れ、従業員が宗一郎と握手をするために、手についた油を拭こうとすると、宗一郎は構わずその手を握り、自分の鼻を手に近づけてこう言ったそうです。(11)
「いいんだよ。オレは油の匂いが大好きなんだから。」
https://lrandcom.com/mr_hondaより引用


こうやって周りの人々から理解をされるためには「何かに対しての愛情」がずば抜けていなければいけません。
仕事に対してでも、部下に対してでも、同僚に対してでも。


そもそも、なんの愛情もなく人を罵倒するなんて、自分がすっきりしたいからにほかなりません。
管理職たる者、部下の特性を見て育て方を考えるのも仕事のうちなのに、それをさぼって怒鳴ってすっきりなんて職務怠慢も甚だしいですね。

そんな愛情のない人間に「自分が劣っている」「自分が負けた」なんて決して思わないこと。
たてつく必要はないですが、自分を責める必要もなし。

その上司は会社では立場は上でも、人間的にはあなたより下なんですから。

愛情を感じられない会社は、今は良くても将来のことを考えたら、早めに転職を考えた方が「いつかの自分のため」になるのです。




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