気になる経費の定義とは?<br>
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開業して事業をスタートしたのはいいが、何が経費で良くて、何ならNGなのかがあいまいだ。<br>
いろいろなネット情報や書籍があるが、いったんここではシンプルに考えてみよう。<br>
基本的な考え方としては「事業のためか?」というところ。<br>
問題は事業用か、プライベートか境界線が分かりづらいものだ。<br>
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たとえばサラリーマンが仕事できるスーツを経費として会社に請求できるか?<br>
とか<br>
会社のランチを経費として請求?<br>
なんて問題でいえば、結論「NO」であろう。<br>
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これは実は過去の判例から来ている。<br>
1974年の京都地裁の判例。<br>
個人事業の被服費について争われたもので、被服については<br>
①誰もが必要である<br>
②個人の趣味嗜好が入る<br>
③耐用年数にかなりの個人差がある<br>
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という3点から経費計上NGになっている。<br>
家賃・光熱費・車に関しては<br>
①の誰もが必要とするもの<br>
に当てはまらないため、按分計上(事業で使った分のパーセンテージで経費計上)ができると考えた方がいいだろう。<br>
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結論:事業にかかわっている内容のもので、収入に対してのバランスが取れていれば経費計上してもよし。分からないものは「趣味性があるか」「必ず必要か」を物差しにすれば分かりやすくなるはずだ。<br>
会社を辞めたいと悩んでいるのなら読んでみましょう!
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